ご存知ですか? 自由型敷地編(8)

自由型敷地編(8)
不定形の土地シリーズ No.2、”アールがあーる?”
自由形敷地に建てるコツ <その8>

自由形敷地のうち、不定形な形の敷地に、「R」(アール、曲線)のある敷地というのがあります。
この形状、まず実測をすることがめんどうですし、物を作る事、土地の区分、境界、どれをとっても、大変です。そして、この形、世の中にそんなにあるものでもありませんね。珍しいケースのようですが、たまにあります。
例えば、道路のカーブ、あれは、カクカクの直角ではなく、なだらかに少し曲がっていたりします。そんな道路に接している、敷地などは「R」があったりします。

この形状も、面積が大きい場合は、建物を土地の形状に合わせる必要がなくなりますので、問題ありません。建物を、あえて「R」にする必要はなくなりますので。けれど、ある程度敷地の大きさを考慮して考えなければならない場合、その「R」をそのまま、利用する方法もありますが、建築物に「R」をつくるのは、至難の技です。費用も時間もかかります。ですから、なるべくなら「R」は無いものにした方が費用は押さえられます。もっとも、費用がかかっているもの、というのは、やはりそれなりに ”おもしろいな”と感じさせてくれるものだったりします。しかし、やっぱり「R」は、費用がかかります。そこで、「R」の部分には、それに沿った何辺かの多角を持ってきたりすると、それはそれで、目を見張るもの、心を満足させるものができたりします。

例えば、”洋館”によく見られるパターン、リビングの部分が円形、あるいは円形に近い多角形だったりします。その部分に大きな窓、繊細なレースのカーテンのむこうには、庭園の緑が見えたり…、あの感じです。なんとも言えない”エキゾチックな雰囲気”(この言葉わかります?)、あれこそ、まさに「R」や多角形の持つ独特の雰囲気が、ものすごーく生きている、生かされているケースではないでしょうか。この「R」という形、やはり、作るのに大変な分だけ、いい感じが出たり、活躍もしてくれる、というのも”事実であーる”のです。
そして、実際、この「R」の部分をどうするか?どうやって利用するか?ですが、考えていくと、おもしろいですね。「R」だから、「R」を使わなくちゃいけないと言う事も、逆に、四角形だから「R」は使っちゃいけない・・と言う事もありません。ただし、この「R」、あまり日常的でない分、うまく出来た時には、”悦に入れる”というか、思わず、人に自慢したくなります。「R」とは、そんな事が出来てしまう”形のひとつであーる”訳ですね。

おさらいです。
隣が道路で、「R」の敷地いっぱいに、リビングやダイニングを作る場合、腰から上を大きく窓にするのは、とてもおもしろいです。ハキダシ窓にしたりすると、もうビックリしますね。されました方、お知らせ下さいませ。

さて、自由形敷地編はこれで、おしまいです。
例によって、具体的なプランをご覧になりたい方、検討されたい方は、こちらへどーぞ!
(なのですが、すみません。しばしお待ち下さい。まだ2世帯住宅編の2つ目のプランを清書している途中ですので、ちょっと時間がかかりますです。)

次回からは、いよいよ、お待ちかね!シリーズ第3段 ”狭小敷地編”です。
これに関しては、お話したい事、もう、たくさん、たくさーんあります。
それでは次回 ”狭小敷地編 その1”狭小敷地って○○敷○と、△△△地ですって!!? 
お楽しみに!

(この記事は、旧ホームページに以前掲載されたものです。)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Share on Facebook
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on FC2 Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed
Share on GREE