ご存知ですか? 自由型敷地編(6)

自由型敷地編(6)
細長い土地シリーズ No.3、”南面道路に面して東西に長―い敷地です。”
自由形敷地に建てるコツ <その6>

さて、さて、前回に引き続き、細長い土地のお話です。
今回は南側が道路に面していて、東西に長い形状の敷地の場合、のお話です。
道路の往来が、多いか少ないか?にもよりますが、今回は、住宅地の中にある敷地で、道路幅は4m、と考えましょう。そして、南北の土地の長さ、東西の土地の長さにもよりますが、20坪~30坪くらいの土地、と考えて、お話をすすめさせて、いただきます。

だいたい南北に5~6mとすると、25坪として、東西に15m位。5メーターの土地があれば、南側が道路ですから、実際には北側で芯々で60~70cm取り、南側で30~35cm取れば、奥行き3メーター以上使えることになります。間口が15メーターですし、かなりの有効面積ですね。
この場合、基本的な考え方としては、”1階と2階逆転作戦で行きましょう!”が、よろしいかと思います。

具体的にどうするか?と言いますと、LDKを2階に持ってきて、居室は1階にする、です。
そして、居室のつけ方です。南側がすぐ、道路ですから、外(通行者)から見た時に居室だとわからないような”目隠し”をうまーくする、と言う事です。(居室には、基本的に明かりはそんなにいりませんので、直射日光があまり、入らなくても問題はありませんし)これが上手に出来れば一安心。ここが1番重要なポイントです。
LDKや居間、浴室といった家庭内の”パブリック・スペース(公共の場所)”は、2階にプランニングします。
そして2階のポイントとしては、全体の真中か何処かを、パーゴラ風のベランダ風にする、ということですね。
そうして、そこに向かって開口をとる、解放するようにすると、中々いい感じになってきます。
もちろん、ベランダでなくとも、サンルーム的にしても、いいですね。さらに、そこに、トップライトや吹き抜けを使って、たくさん明かりを取り入れられる様にするのも素晴らしい方法です。トップライトは必ず、ブラインド、そして出来れば電動がベストです。

ここの作り方が、特に大切です。 外空間? いいえ内空間?の、両方を感じさせてくれる考え方を、取り入れます。
”外空間的要素”を大きくする時には、屋根を無くしてしまう、でも、梁とか、タル木とか、テントとか、すだれとか、があるといいかな。反対に、”内空間的要素”を大きくするには、部屋の1つにしてしまう、柱、壁、屋根を作るのだけれども、なるべく開放的に、どんどんやってみる、例えば、開閉式のトップライト、吹き抜けにしても梁は見せて、窓は大きく、床もちょっと考えて、木レンガや、テラコッタ風タイルを使って、とにかく、外風にしてみる。
「外」にしたら、どんどん閉鎖的に、反対に「内」にしたら、どんどん開放的に…と考えるとバッチリですネ。
それから、道路側は空間が大きく空いていますから、こちらからの明かりはバンバン入ってきます。
道路の対面の隣家とは、ある程度離れていますから、音の心配もかなり少ないですね。
その結果として、2方向(やはり狭いので、3方というよりは2方という感じですね。)からの視線が、その開けたスペースに向けられます。これは、魅力ありますね。
ちょっと、なんとかならないかなあ?、の、”道路斜線”という法律もあって、むずかしいかな?という事もありますが、それだって色々なおもしろいことに、もっていったりします。是非がんばって楽しんで下さい。

今回お話しした形状の土地に限らず、どちらかと言えば”小さ目の敷地”の場合、こんな感じのプランニング、この作戦はgoodです。2階部分は、3方からの光が入り、風通しもとっても良くて、プライバシーが本当に保て、なおかつ、とても使いやすい!のですね。

おさらいです。
”外空間”にしたい時は閉鎖的に、”内空間”にしたい時は開放的に、とプランニングすれば、O.K.ですね。これ”外・内 空間づくり”と呼んで下さい。

次回は、自由形敷地に建てるコツ その7、不定形の土地シリーズNo.1”こんな形 大丈夫?”です。
お楽しみに。

(この記事は、旧ホームページに以前掲載されたものです。)

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